7月3日(水) 「仏総選挙で極右躍進へ ウクライナ支援は縮小か 東野篤子×田中理」

ゲスト:東野 篤子(筑波大学教授)、田中 理(第一生命経済研究所首席エコノミスト)

フランスで先月30日、国民議会(下院)選挙の第1回投票が行われ、移民制限などを訴え、EU(欧州連合)に懐疑的な極右政党・国民連合が得票率でトップに立った。今月7日の決選投票で、国民連合が第1党になり、マクロン大統領率いる与党連合が第3勢力に転落の可能性も...。フランス政治の混乱は欧州や世界に何をもたらすのか。
今、欧州では右派が台頭。先月初旬に行われた欧州議会選挙でも、長期化するインフレ問題などを背景に右派の保守勢力が躍進。欧州各国で高まりつつある「右傾化」の波は、ウクライナ支援の縮小にもつながりかねず、今後の欧州の政情が不安視される。
ゲストは欧州国際政治が専門でウクライナ研究会副会長の筑波大学教授・東野篤子氏と、欧州経済や政治分析が専門の第一生命経済研究所首席エコノミスト・田中理氏。欧州で右傾化が進む背景や、日本を含む世界への影響について議論する。

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