4月17日(水)「習政権の南シナ海戦略 日米比で対中抑止は?」

ゲスト:小原 凡司(笹川平和財団上席フェロー)、高木 佑輔(政策研究大学院大学准教授)

中国は南シナ海の領有権をめぐり、フィリピンとの争いを激化させている。先月3日と25日、中国海警局の船がフィリピン船に放水し、乗組員に負傷者が出た。近年、南シナ海に人工島を建設し、実効支配化を進める習政権。南シナ海の次に狙われるのは尖閣諸島か...。中国の南シナ海戦略の思惑とは?
一方、フィリピンは11日、米ホワイトハウスで日本・米国と初の3カ国首脳会談を開催。日米比による海上共同訓練を拡充させるなどの共同声明を発表し、中国の威圧的行動を批判した。現在のマルコス政権は2022年の発足後、これまでの親中路線から親米路線へと転換。日米との連携重視は、対中抑止へとつながるのか?
ゲストは、中国やアジア太平洋の安全保障が専門の、笹川平和財団上席フェロー・小原凡司氏と、フィリピンを中心とした東南アジア研究が専門の政策研究大学院大学准教授・高木佑輔氏。今後の習政権の南シナ海戦略と日米比の対抗策について議論。

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