5月8日(水)「『円安』がもたらす国民生活への影響と必要な対策とは」

ゲスト:越智 隆雄(自民党衆議院議員)、エミン・ユルマズ(エコノミスト)

ゴールデンウィークの最中に円相場が乱高下、一時は1ドル160円台と34年ぶりの円安水準を記録した。ところがその後、154円台まで一気に円高に振れ、さらに、アメリカの中央銀行にあたるFRBが現在の政策金利を、6会合連続で据え置くと発表した直後にも一気に4円以上もの円高に転じた。
数日で8円以上も円高が進む激しい値動き、市場では為替介入に踏み切ったとの観測が出ているが、政府・日銀は未だ沈黙を貫く状態。結果として、加速していた円高を止める一定の効果があったが、根本的な理由である日米の金利差は開いたまま、このままでは再び160円台に突入する可能性は残っている。
ゲストは、自民党の政策通として知られる越智隆雄衆議院議員とエコノミストのエミン・ユルマズ氏。輸出業やインバウンド景気にはメリットがある円安だが、食品やエネルギーを輸入に頼る日本にとって、現状はデメリットが大きく、賃金上昇にも水をさす結果に...!?「悪い円安」はいつまで続き、抜け出せるのか議論。

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