6月5日(水)「強権統治進める習政権 目指すは毛沢東時代!?」

ゲスト:興梠 一郎(神田外語大学教授)、近藤 大介(講談社「現代ビジネス」編集次長)

今月4日、中国当局が民主化運動を武力弾圧した「天安門事件」から35年を迎えたが、いま習近平政権も民主化から逆行するかのように国内の締め付けを強化している。習主席は、中華人民共和国の建国を宣言した初代最高指導者・毛沢東の思想を受け継ぎ、強権統治を進めていると専門家は指摘する。
建国の父・毛沢東の人気はいまだ健在で、ゆかりの地には多くの人が訪れるというが、毛沢東は共産党内で弱まった権力基盤の奪回を目指し、1966年に「文化大革命」を発動。多くの政治家や知識人を迫害し、国内を大混乱に陥れた。習主席は去年12月の毛沢東生誕130年を祝う催しでその功績を称賛。一体なぜなのか?
ゲストは、現代中国論が専門の神田外語大学教授・興梠一郎氏と、中国共産党の内情に精通する講談社「現代ビジネス」編集次長・近藤大介氏。毛沢東時代への回帰を進める習主席の胸の内に迫る。

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