6月17日(月)「G7イタリアサミット・平和サミット ~"先進国"は世界に存在感を示せたのか?」

ゲスト:春名 幹男(国際ジャーナリスト / 元共同通信ワシントン支局長)、石井 正文(学習院大学特別客員教授 / 元インドネシア大使 ベルギー大使)

13日から15日、イタリア南部プーリア州で先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催。ウクライナが提唱した「平和サミット」も15、16日に開催。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃などで、ますます世界の分断が進む中、果たして先進国諸国は、世界的な諸課題に結束し対応できたのか。
G7イタリアサミットでは、ウクライナ侵攻に対するロシアへの経済制裁についても議論。その対応策は...。また、去年10月発生したガザ攻撃への対応では、G7諸国がイスラエル寄りの姿勢を示したことが、グローバル・サウス諸国から批判を招き、不透明な状況に。さらに、アフリカとの経済協力などグローバル・サウス諸国との関係強化で、資源確保という経済安保体制を固めたいとのG7各国共通の思惑があるが、その先行きの見通しは容易ではない。
番組のゲストは、国際ジャーナリストで元共同通信ワシントン支局長の春名幹男氏と学習院大学特別客員教授で、英米公使や外務省国際法局長、インドネシア・ベルギー大使などを歴任した石井正文氏。重要課題を多く抱えたG7イタリアサミットと平和サミットを徹底分析する。

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