6月11日(火)「プーチンの戦争に影響 プリゴジンの遺言とは?」

ゲスト:名越 健郎(拓殖大学客員教授)、鶴岡 路人(慶応義塾大学准教授)

昨年ロシアで反乱を起こし、謎の航空機事故で死亡したエフゲニー・プリゴジン氏は、愛国勢力の間で依然人気が高い。6月1日には墓石の前に銅像が設置された。露国防省や軍で逮捕者や更迭が相次ぐ中、プリゴジン氏と親しかった人物がプーチン政権で台頭。背後にある「プリゴジンの遺言」とは何か?「プーチンの戦争」に与える影響は?
一方、EU(欧州連合)の欧州議会選挙(定数720)が、加盟27カ国で行われた。右派や極右政党が躍進する中、今後のウクライナ支援への影響は?武器供与を強める欧州に対して、西側諸国に混乱を仕掛けるプーチン氏の「影の戦争」とは何か?
ゲストは、元時事通信社モスクワ支局長で拓殖大学特任教授の名越健郎氏。欧州政治と国際安全保障問題に詳しい慶應義塾大学准教授の鶴岡路人氏。戦争の長期化で試される西側の結束と、核で脅しをかけるプーチン氏の狙いを最新戦況を交えて読み解く。

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