6月3日(月)「緊迫のガザ情勢と中東の混乱! 国際社会はイスラエルとどう向き合う!?」

ゲスト:柳澤 秀夫(ジャーナリスト / 元NHK解説委員長 カイロ支局長)、田中 浩一郎(慶應義塾大学大学院政策 / メディア研究科教授)

米・バイデン政権の「ラファ攻撃実行なら武器支援を見直す」との警告にも関わらず、攻撃を継続させてきたイスラエルのネタニヤフ政権。去年10月から続く攻撃で、ガザ保健当局の発表によると死者数は3万5千人を超えた。こうした中、国際刑事裁判所(ICC)はネタニヤフ首相やイスラム組織ハマス幹部らを戦争犯罪容疑で逮捕状を請求。イスラエル、ハマスは、ICCがそれぞれを同列に扱っていることに反発。またイスラエル批判のトーンを高めてきていたバイデン政権もこの措置に反発を強めている。
そんな折、新たにスペインなどいくつかの欧州諸国がパレスチナを国家として承認。国連加盟国では、いまや承認している国の方が多数派となっており、アメリカやイスラエルなどが孤立する状況。果たしてアメリカに追随してきた日本の立場は...!?
番組のゲストは、ジャーナリストで元NHK解説委員長でカイロ支局長だった柳澤秀夫さんとイランをはじめとして中東政治の専門家、慶応大学大学院教授の田中浩一郎さん。イラン大統領急死という不測の事態、さらに混迷を深める中東情勢の行方を含め徹底検証する。

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