4月11日(木)「高市経済安保相に聞く 重要経済安保情報の漏えいどう防ぐ」

ゲスト:高市 早苗(経済安全保障担当大臣 自民党衆議院議員)

機密情報の保全対象を経済安全保障分野にも拡大する法案が9日、衆議院を通過した。政府は、今国会での成立を目指し、日本の安全保障に関わる「重要経済安保情報」へのアクセス権を、国が認めた人に限定するセキュリティ・クリアランス制度を導入する。
政府は、セキュリティ・クリアランス制度がないのは主要7カ国のうち日本だけと強調する。今後、諸外国と情報管理の足並みが揃えば、民間企業にとっても海外でのビジネス拡大のチャンスが期待されている。一方、資格を得るには国の適正評価が必要で、身辺調査に伴うプライバシーの問題や、情報漏えいの責任は企業なのか個人なのか法的位置づけも曖昧な点があるなど、運用面の課題が指摘されている。
ゲストは、高市経済安全保障担当大臣。先端技術や重要インフラなどの機密情報漏えいをどう防ぐか。セキュリティ・クリアランス制度の導入に向けた法整備の中身、運用面での疑問点を聞く。

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