6月28日(金)「台湾有事 南西シフトに揺れる沖縄の安全保障」

ゲスト:中谷 元(元防衛大臣 / 自民党衆議院議員)、玉城 デニー(沖縄県知事)
※リモート出演

6月23日、慰霊の日を迎えた沖縄。住民を巻き込んだ地上戦から79年を経て、沖縄の安全保障の現状は?
平和を願う県民の祈りを踏みにじるように、いま、北東アジアは緊張が高まっている。
近頃、頻繁にささやかれる言葉、"台湾有事"。
中国は、海と空から台湾を取り囲むように大規模な軍事演習を行うなど、圧力を強めている。 こうした状況に、日米両政府は、南西諸島の防衛力強化を進め、自衛隊は、沖縄県の宮古島や石垣島などにミサイル部隊を配備。さらに沖縄本島に、はじめて地対艦ミサイルを配備した。
アメリカ海兵隊は、離島などに部隊を分散させ、偵察や攻撃に備える新戦略を取っている。しかし、地元住民の間は、島が標的になるのでは?という懸念を抱いているという。
また、辺野古基地の建設は軟弱地盤の問題などが浮上、普天間基地は、返還合意から28年が経った今も、運用が続いている。
中国の海洋進出や台湾有事などの〝火種〟を背景に、いわば 〝軍事要塞化〟が進む沖縄県。民意を汲み、どうやって国を守っていくのか?

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