11月20日(月)「対立激化から緩和? 1年ぶり米中首脳会談の思惑と今後」

ゲスト:春名 幹男(国際ジャーナリスト / 元共同通信ワシントン支局長)、小原 凡司(笹川平和財団 上席フェロー)

対立を深めていた米中関係は融和へと向かうのか。
バイデン大統領と習近平国家主席が、15日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に先立ち会談した。1年ぶりに直接対面した両首脳は4時間にわたり会談。その結果、米中間の衝突を防ぐため、軍幹部同士が協議することなどで合意。経済安全保障、中東情勢を含め、世界情勢をめぐって幅広く協議されたというが、台湾を巡っては応酬となったという。
ロシアによるウクライナ侵攻に加え、イスラエルによるガザ攻撃などで、世界の紛争と対立が深刻化する中、双方が緊張緩和策を模索する動きに出た形だ。果たしてこの会談が、対立の冷却化へのきっかけとなるのだろうか?専門家と共に徹底検証する。

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