2月19日(月)「民族的悲願『南北統一』を捨てた!? 北朝鮮 金正恩総書記の狙いは...」

ゲスト:平井 久志(共同通信客員論説委員・元ソウル支局長)、古川 勝久(安保問題専門家・元国連安保理北朝鮮制裁委専門家パネル委員)

ミサイルの発射実験を繰り返し、ミサイル開発を推し進める北朝鮮。実は昨年末、金総書記は朝鮮労働党の中央会議の席上、極めて重大な宣言をしていた。これまでの「南朝鮮」という呼称を止め「南北の統一」を志向しないことを明確にしたのだ。統一の「放棄」という重大な路線転換とも言えるが、いったい北朝鮮内部で何が起こっているのか?
かつて、韓国の文前大統領の仲介も受けて、軍事挑発路線から一転、トランプ前米大統領との史上初の直接首脳会談に臨んだ金正恩氏。しかし、ここに来て、ウクライナに軍事侵攻したロシアに急接近。体制の違いを超えた「融和」ではなく、武力を背景にした体制維持、あるいはロシアのように軍事侵攻へと根本的な路線転換を図ろうというのだろうか?
ゲストは、北朝鮮を詳細にフォローし続けてきた、共同通信社の平井久志氏と、元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員として「北朝鮮の人、モノ、カネ」の流れを、公開情報や自主的な捜査などによって分析、解明してきた安保問題専門家の古川勝久氏。北朝鮮の「異変」の背景やその真相、またトランプ政権が再登場した場合の影響を徹底分析。

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