10月11日(水)「台湾統一への布石? 中国が南シナ海に軍事進出するワケ」

ゲスト:山田 吉彦(東海大学海洋学部教授)、小原 凡司(笹川平和財団上席フェロー)

中国は近年、南シナ海に人工島を建設し、軍事拠点化を加速。8月末に発表した2023年版の標準地図では、南シナ海のほぼ全域が自国の領海だと主張。南シナ海で実効支配を進める背景には、習近平国家主席悲願の「台湾統一」に向けた戦略が見え隠れすると専門家は指摘する。
上川外相は、東南アジア4カ国を歴訪中。上川氏は9日、ブルネイでの外相会談で、中国が軍事活動を活発化させる南シナ海情勢について、深刻な懸念を表明し、両国の連携を確認した。
果たして、中国による南シナ海への進出は、尖閣諸島を含む東シナ海情勢にも波及するのか。南シナ海をめぐる海洋安全保障について議論。

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