8月9日(水)「緩和継続?引き締め? 日銀が目指す物価安定シナリオは」

日本銀行は先月28日の金融政策決定会合で、長期金利の変動幅の上限を「0.5%程度」とした上で、市場の動向に応じ、事実上「1%まで」容認する方針を決めた。
今月7日に公表された政策委員の発言をまとめた主な意見では、「粘り強く金融緩和を継続していく必要がある」との意見が多く出たという。
しかし今月3日、長期金利の指標である新発10年債の利回りは、一時0.655%に上昇し、約9年7カ月ぶりの高水準に達した。金融政策の正常化に向けた引き締めなのか?日銀の思惑は?
日銀・植田体制の発足から4カ月。長期に渡る金融緩和政策の出口戦略をどう描くのか。経済の専門家と今後を徹底議論。

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