7月19日(水)「台湾問題で日本を警戒!? 習近平政権が沖縄注視のワケ」

ゲスト:高原 明生(東京大学大学院教授)、福田 円(法政大学法学部教授)

3~7日に中国を訪問した玉城デニー沖縄県知事。共産党序列2位の李強首相と会談し、異例の厚遇を受けたとされる。玉城氏の訪中は中国メディアでも大きく報じられ、習近平政権は沖縄への関心を高めている。
事の発端は、先月4日付の共産党機関紙・人民日報の一面に掲載された習国家主席の「琉球」に関する発言だ。北京の史料館視察で、習氏は「(福建省)福州で働いた際、琉球との交流の根源が深いと知った」と語った。突然、中国と「琉球」の交流に言及したことが波紋を広げている。
突然の「琉球」発言の背景には何があるのか。台湾に近い沖縄の帰属を問題化し、台湾問題への関与を強める日本への揺さぶりなのか。中国の専門家が習近平政権の思惑を徹底分析する。

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