6月21日「米中対話再開で関係改善は? 先端技術めぐる中国の脅威」

ゲスト:細川 昌彦(明星大学経営学部教授)、西濵 徹(第一生命経済研究所主席エコノミスト)

ブリンケン米国務長官は、バイデン政権の閣僚として初めて中国を訪問し、習近平国家主席と会談。
習主席は「中米関係の安定化に前向きな役割を果たすよう望む」と述べたのに対し、ブリンケン氏は、米中関係を責任を持って管理することが「米国と中国、そして世界の利益になる」と訴えた。米中の関係改善につながるかが今後の焦点となる。
一方、日本では15日に、国立研究開発法人・産業技術総合研究所に勤務する中国籍の研究員が、2018年4月に、先端技術に関連する情報を中国企業に漏えいしたとして逮捕された。中国企業は情報入手後、特許を申請し、承認されたという。近年、中国は先端技術の軍事転用が指摘されている。
経済安全保障における中国の脅威にどう対処するのか、専門家と徹底議論。

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