報道ライブ インサイドOUT
ゲスト:名越 健郎(拓殖大学客員教授)、鶴岡 路人(慶応義塾大学准教授)
国際社会で孤立を深めるプーチン大統領に対して、北朝鮮はロシアに年間約300万発の砲弾を提供しているといわれる。これは、ロシア軍がウクライナ侵攻で使用する約半数に当たる砲弾数だ。また、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシア軍は1万人の北朝鮮兵士を動員する準備を進めている」と語った。ロシア軍が編成する北朝鮮人部隊「ブリヤート特別大隊」とは?ウクライナ戦況への影響は? 一方、ゼレンスキー氏は16日、ロシアに対する「勝利計画」を公表。NATO加盟に向けた手続きが無条件で開始されることや、ウクライナの防衛力強化などを表明した。こうした中、欧米諸国の間では「ロシア占領地放棄と引き換えにNATO加盟」の案が浮上する。「勝利計画」の先行きはどうなる?
ゲストは、「独裁者プーチン」の著者で拓殖大学客員教授の名越健郎氏。欧州政治に詳しい慶應義塾大学准教授の鶴岡路人氏。ロシアと北朝鮮の軍事協力で新局面を迎えたウクライナ戦線。北に頼るプーチン氏の次なる戦略を分析する。