本編を視聴するには、会員登録の上購入が必要です
第22回「時空を超えた若冲ワールド -錦市場が生んだ天才絵師-」
京が生んだ江戸期の天才絵師・伊藤若冲。代表作の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」は、花鳥画の傑作として、2021年、国宝に指定されるなど、その評価はゆるぎないものとなっています。今回は若冲が生まれ育ち、数々の名作を生みだした京都で縁深い場所を常盤貴子が訪ね、知られざる若冲の一面に触れます。
まず訪れたのは京都を代表する禅宗寺院・相国寺。歴史ある名刹で行われる法要「観音懺法(かんのんせんぼう)」に、特別な技法で複製された「動植綵絵」30幅の精巧なレプリカが掛けられます。なぜ、若冲の作品が法要に使われるのか、なぜレプリカなのか、若冲と相国寺の深い絆について伺います。
また日本有数の若冲コレクションを誇る美術館を訪れ、若冲の有名な鶏の墨絵と、何と初音ミクとのコラボレーションを見学。描いたのは京都の老舗着物工房の絵師。伝統技能と現代ポップカルチャーの融合は、時空を超え、現代にも大きな影響を与え続ける、若冲の"異能"がなせる技といえるかもしれません。
今回のグルメは"京の台所"であると同時に、全世界から多くの観光客を惹きつける錦市場で、若冲ゆかりの和食を。
そして、恒例のカフェコーナーでは、山小屋風のインテリアが特徴的な人気レトロ喫茶が登場します。
お気に入り登録