第70回 絵で学ぶニッポンのこころ「吉野の桜と偉人たち~豊臣秀吉と伊達政宗、頼山陽」

BS11で好評放送中の歴史番組「偉人・素顔の履歴書」のスピンオフ、配信オリジナル番組『偉人・こぼれ噺』の70回目です。

「絵で学ぶニッポンのこころ」と題して、数々の偉人や歴史の名場面を描いてきた日本画家の中村麻美先生に、日本の道徳心を育んできた心に残る偉人の逸話を、絵を通してお話しいただきます。ためになる「教訓」や「知恵」がギュッと詰まったエピソードをご紹介していきます。

今回は、豊臣秀吉と伊達政宗、頼山陽とその母の吉野桜にまつわるお話。
そして、伊達政宗の非凡さを表す幼少期のエピソードを中村先生の絵とともにお伝えします。

◇「吉野山 秀吉の花見の大宴 伊達政宗の山伏仮装」
文禄3年(1594 年)、天下人・豊臣秀吉は吉野の花見の宴を開催。武家・公家、茶人・連歌師など名立たる参加者がいる中、伊達政宗一行は山伏の仮装で登場。すると一軒の茶屋から声をかけてきた人物が…。吉野山で行われた「吉野百首」の模様を中村先生が絵で解説!

◇「頼山陽 母を奉じて吉野に遊ぶ」
江戸時代後期の歴史家で漢詩人の頼山陽は、父の没後生き方を改め、母親に孝行を尽くしたことで有名。母に桜の絶景を捧げる名場面の絵を見ながら、頼山陽の漢詩とともに、今も昔も変わらない母への思いを紐解きます。

◇「不動明王と梵天丸」
梵天丸(伊達政宗の幼名)は、不動明王が仏でありながら恐ろしい見た目であることに疑問を抱く。家臣からその理由を教えられた幼少の梵天丸が放った言葉とは?この言葉を聞いた片倉小十郎はその器の非凡さを見抜き、のちに軍師として政宗を支えたといいます。

■出演
中村麻美(画家・挿画家)

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