ゲスト:高橋 和夫(放送大学名誉教授)、武隈 喜一(国際情勢ウォッチャー / 元テレビ朝日 報道局長)
アメリカ軍によるイラン核施設への攻撃から40日が経つ。イラン側の反撃はカタール米軍基地への"予告攻撃"に留まり、12日間続いたイスラエルとの衝突は沈静化。最高指導者ハメネイ師は「イスラエルは体制転覆を意図したが、正反対の結果になった」と語った。「悪の枢軸」「テロ支援国家」と名指しされてきたイランだが、1979年のイスラム革命以前は、今とは異なり親米、親イスラエルといった一面もあったという。古来、ペルシャ帝国の流れをくむ大国はいま、何を思い、どこを見据えているのか?歴史を貫くペルシアの精神性とは?そして、新たな核合意の締結に向け、欧州3カ国がイランと進める協議は、8月末を合意締結の期限としている。イラン核開発の行方はどうなるのか。中東の専門家、高橋和夫氏と、国際情勢の現場に触れてきた武隈喜一氏を迎え、中東の大国「イラン」の実態に迫る。
ゲスト:高橋 和夫(放送大学名誉教授)、武隈 喜一(国際情勢ウォッチャー / 元テレビ朝日 報道局長)
アメリカ軍によるイラン核施設への攻撃から40日が経つ。イラン側の反撃はカタール米軍基地への"予告攻撃"に留まり、12日間続いたイスラエルとの衝突は沈静化。最高指導者ハメネイ師は「イスラエルは体制転覆を意図したが、正反対の結果になった」と語った。「悪の枢軸」「テロ支援国家」と名指しされてきたイランだが、1979年のイスラム革命以前は、今とは異なり親米、親イスラエルといった一面もあったという。古来、ペルシャ帝国の流れをくむ大国はいま、何を思い、どこを見据えているのか?歴史を貫くペルシアの精神性とは?そして、新たな核合意の締結に向け、欧州3カ国がイランと進める協議は、8月末を合意締結の期限としている。イラン核開発の行方はどうなるのか。中東の専門家、高橋和夫氏と、国際情勢の現場に触れてきた武隈喜一氏を迎え、中東の大国「イラン」の実態に迫る。