報道ライブ インサイドOUT
ゲスト:岩井 奉信(日本大学名誉教授)、城本 勝(ジャーナリスト)
過去最多の9人が立候補した自民党総裁選。大混戦の末、石破茂氏が悲願の新総裁の座を勝ち取り、今月1日に第102代内閣総理大臣に選出された。自民党役員人事と閣僚人事を行い、石破新体制がスタート。党の新執行部には、麻生氏・菅氏という首相経験者に加え、総裁選で戦った小泉進次郎氏も起用された。石破首相は新内閣を「納得と共感内閣」と命名し、国民に納得・共感される政治を推進する意向を強調。閣僚は13人が初入閣。官房長官には林氏を続投させ、財務大臣には加藤勝信氏を起用。刷新感と安定感のバランスを取った布陣となった。注目の総選挙は、今月27日投開票を宣言。これまで早期解散には慎重だった姿勢を一転させ、就任からわずか8日後。野党は「論戦から逃げた」と猛反発し、対抗姿勢を強めている。なぜ石破総理は態度を急変させたのか。
ゲストは日本大学名誉教授の岩井奉信氏と、ジャーナリストの城本勝氏。短期決戦という大博打に踏み切った背景、自公が見据える勝敗ラインとは。さらに、対峙する野党は一枚岩になれるのか今後を見通す。