報道ライブ インサイドOUT 第2・第4金曜版

12月13日(金)「ノーベル平和賞と核廃絶への道」

ゲスト:川崎 哲(NGOピースボート共同代表)
電話出演:朝長 万左男(被爆医師)

核兵器のない世界。その実現に向けた活動が評価され、今年のノーベル平和賞に輝いた被団協こと、日本原水爆被害者団体協議会。12月10日、ノルウェーの首都オスロでメダルと賞状が授与された。授賞式では、13歳の時に長崎で被爆した田中熙巳代表委員が自らの体験を語り、核廃絶を訴えた。被団協が掲げる目的は「ふたたび被爆者をつくらない」こと。世界に対して「核兵器廃絶」を、日本政府に対して「原爆被害に対する国家補償」を求めている。結成から68年、被団協は、国際会議などに代表団を派遣し、被爆者たちは世界各国で自らの被爆体験や核兵器の恐ろしさを訴え続けて、核廃絶の運動をリードしてきた。
今回は、ノーベル平和賞の授賞式に参加し、オスロから帰国したばかりのNGOピースボート共同代表・川崎 哲さんをスタジオに招き、田中熙巳代表委員のスピーチを紐解きながら、核廃絶への道を探る。

エピソード

4月11日(金)「フォトジャーナリストが見た もうひとつのパレスチナ自治区」

ゲスト:佐藤 慧(認定NPO法人Dialogue for People代表 / フォトジャーナリスト)、安田 菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表 / フォトジャーナリスト) 先月18日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの大規模攻撃を再開し、1月に発効した停戦合意は事実上崩壊した。ガザ保健当局によれば、23年10月の戦闘開始以降、ガザ側の死者は5万を超え、そのうち1万5600人以上が子どもだという。一方、ガザの停戦発効後、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸でも、イスラエル軍による大規模攻撃が始まった。武装勢力の掃討を名目としているが、民間への被害も危惧されている。 ガザ情勢の影に隠れ見過ごされがちな、もうひとつのパレスチナ自治区、ヨルダン川西岸。ここで進むイスラエルによる占領の実態とは? スタジオには世界の紛争地や被災地をファインダーに捉え続け、パレスチナにもたびたび訪れるフォトジャーナリストの佐藤慧氏、安田菜津紀氏を迎え、現地の状況にフォーカスする。
ゲスト:佐藤 慧(認定NPO法人Dialogue for People代表 / フォトジャーナリスト)、安田 菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表 / フォトジャーナリスト) 先月18日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの大規模攻撃を再開し、1月に発効した停戦合意は事実上崩壊した。ガザ保健当局によれば、23年10月の戦闘開始以降、ガザ側の死者は5万を超え、そのうち1万5600人以上が子どもだという。一方、ガザの停戦発効後、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸でも、イスラエル軍による大規模攻撃が始まった。武装勢力の掃討を名目としているが、民間への被害も危惧されている。 ガザ情勢の影に隠れ見過ごされがちな、もうひとつのパレスチナ自治区、ヨルダン川西岸。ここで進むイスラエルによる占領の実態とは? スタジオには世界の紛争地や被災地をファインダーに捉え続け、パレスチナにもたびたび訪れるフォトジャーナリストの佐藤慧氏、安田菜津紀氏を迎え、現地の状況にフォーカスする。
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3月28日(金)「迷走の"トランプ停戦"どうなる?窮地のウクライナ」

ゲスト:倉井 高志(元ウクライナ大使)、廣瀬 陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授) 「私なら24時間で停戦させる」。大統領選挙中、ウクライナ戦争に関して、こう豪語していた米国のトランプ氏。だが、「30日間の停戦案」は、ロシアのプーチン大統領にあっけなく拒否され、今週、サウジアラビアで行われたウクライナ側、ロシア側双方との協議も、停戦に向け大きな進展は見られなかった。トランプ氏のディール外交が、その限界を露呈しつつある中、激しい戦闘は続き、民間人を含む死者の数は増え続けている。ロシアの脅威が高まり、トランプ氏が米国第一主義を打ち出す中、EUは自主防衛力を強化しようと「欧州再軍備計画」の推進を決定。また、マクロン仏大統領が、欧州防衛のためフランスの核の傘を広げると発言するなど、ウクライナ情勢は、世界の安全保障環境、核の秩序を根底から揺るがしている。果たして、日本が進むべき道とは? スタジオには、倉井高志元ウクライナ大使、慶應義塾大学の廣瀬陽子教授を招き、混とんとする国際情勢を徹底解説する。
ゲスト:倉井 高志(元ウクライナ大使)、廣瀬 陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授) 「私なら24時間で停戦させる」。大統領選挙中、ウクライナ戦争に関して、こう豪語していた米国のトランプ氏。だが、「30日間の停戦案」は、ロシアのプーチン大統領にあっけなく拒否され、今週、サウジアラビアで行われたウクライナ側、ロシア側双方との協議も、停戦に向け大きな進展は見られなかった。トランプ氏のディール外交が、その限界を露呈しつつある中、激しい戦闘は続き、民間人を含む死者の数は増え続けている。ロシアの脅威が高まり、トランプ氏が米国第一主義を打ち出す中、EUは自主防衛力を強化しようと「欧州再軍備計画」の推進を決定。また、マクロン仏大統領が、欧州防衛のためフランスの核の傘を広げると発言するなど、ウクライナ情勢は、世界の安全保障環境、核の秩序を根底から揺るがしている。果たして、日本が進むべき道とは? スタジオには、倉井高志元ウクライナ大使、慶應義塾大学の廣瀬陽子教授を招き、混とんとする国際情勢を徹底解説する。
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3月14日(金)「原発事故14年の福島 元官房副長官の証言」

ゲスト:福山 哲郎(元官房副長官 / 立憲民主党参議院議員) 東日本大震災から14年。この間、福島県内の原発周辺地域の避難指示は徐々に解除され、人々の生活に欠かせないインフラ整備も進んでいる。だが、町のにぎわいが被災前に戻ることはなく、改めて、原発事故の過酷さや復興の難しさを感じさせられる。いま、被災者たちはどんな思いを抱いているのか?番組キャスター、太田昌克が福島・南相馬の診療所や、震災後に双葉町に移り住んだ元副復興相を取材。 スタジオには、当時、事故対応に当たった元官房副長官・福山哲郎立憲民主党参議院議員を招き、今夜改め て、被災地復興や原子力政策について考える。
ゲスト:福山 哲郎(元官房副長官 / 立憲民主党参議院議員) 東日本大震災から14年。この間、福島県内の原発周辺地域の避難指示は徐々に解除され、人々の生活に欠かせないインフラ整備も進んでいる。だが、町のにぎわいが被災前に戻ることはなく、改めて、原発事故の過酷さや復興の難しさを感じさせられる。いま、被災者たちはどんな思いを抱いているのか?番組キャスター、太田昌克が福島・南相馬の診療所や、震災後に双葉町に移り住んだ元副復興相を取材。 スタジオには、当時、事故対応に当たった元官房副長官・福山哲郎立憲民主党参議院議員を招き、今夜改め て、被災地復興や原子力政策について考える。
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2月28日(金)「大詰めの予算審議 与野党キーマンに聞く」

2月28日(金)「大詰めの予算審議 与野党キーマンに聞く」

ゲスト:佐藤 正久(自民党幹事長代理)、長妻 昭(立憲民主党代表代行)、岩谷 良平(日本維新の会幹事長)、浜口 誠(国民民主党政調会長)2025年度予算の年度内成立に向けて、与野党間の政策協議が活発化している。果たして、少数与党は、無事予算成立にこぎつけることができるのか? 与党との駆け引きに臨む野党は、どこまで政策を実現することができるのか?スタジオには、自民党・佐藤正久幹事長代理、立憲民主党・長妻昭代表代行、日本維新の会・岩谷良平幹事長、国民民主党・浜口誠政調会長という与野党のキーパーソンが集結。徹底討論する。
ゲスト:佐藤 正久(自民党幹事長代理)、長妻 昭(立憲民主党代表代行)、岩谷 良平(日本維新の会幹事長)、浜口 誠(国民民主党政調会長)2025年度予算の年度内成立に向けて、与野党間の政策協議が活発化している。果たして、少数与党は、無事予算成立にこぎつけることができるのか? 与党との駆け引きに臨む野党は、どこまで政策を実現することができるのか?スタジオには、自民党・佐藤正久幹事長代理、立憲民主党・長妻昭代表代行、日本維新の会・岩谷良平幹事長、国民民主党・浜口誠政調会長という与野党のキーパーソンが集結。徹底討論する。
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2月14日(金)「ウクライナ侵攻3年"トランプ停戦"はあるのか?」

ゲスト:倉井 高志(元ウクライナ大使)、小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授) VTR出演:ハンノ・ペフクル(エストニア国防相) ロシアによる侵攻開始から3年を迎えるウクライナ。早期停戦を謳う米トランプ政権の発足によってその情勢が注目されている。トランプ氏の〝ディール〟にプーチン大統領、そしてゼレンスキー大統領はどう応えるのか? ヨーロッパには、ロシアに有利な形で停戦が実現すれば「次に狙われるのは自分の国だ」との警戒感が広がっている。中でも、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国など、ロシアと国境を接する国々の懸念は強い。 今回は倉井高志元ウクライナ大使、小泉悠東京大学先端科学技術研究センター准教授をスタジオに招き、エストニアのハンノ・ペフクル国防相のインタビューも交えながら、ウクライナ戦争の今後を予測する。
ゲスト:倉井 高志(元ウクライナ大使)、小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授) VTR出演:ハンノ・ペフクル(エストニア国防相) ロシアによる侵攻開始から3年を迎えるウクライナ。早期停戦を謳う米トランプ政権の発足によってその情勢が注目されている。トランプ氏の〝ディール〟にプーチン大統領、そしてゼレンスキー大統領はどう応えるのか? ヨーロッパには、ロシアに有利な形で停戦が実現すれば「次に狙われるのは自分の国だ」との警戒感が広がっている。中でも、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国など、ロシアと国境を接する国々の懸念は強い。 今回は倉井高志元ウクライナ大使、小泉悠東京大学先端科学技術研究センター准教授をスタジオに招き、エストニアのハンノ・ペフクル国防相のインタビューも交えながら、ウクライナ戦争の今後を予測する。
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1月24日(金)「トランプ2.0始動 どうなる?世界と日本」

ゲスト:長島 昭久(首相補佐官) VTR出演:ジョン・ボルトン(元米大統領補佐官) 今月20日、米国でトランプ新政権が発足した。戦闘が続くウクライナ、混乱が続く中東、そして、朝鮮半島や台湾海峡などに火種を抱える東アジア。今後の展開は、予測不能な大統領の再登場で一層不透明になってきた。果たしてトランプ大統領は世界にどの様な〝ディール〟を仕掛けてくるのか?北朝鮮との交渉再開はあるのか?そして、石破政権はそんなアメリカを相手にどのような外交、安全保障政策を取るべきなのか? 第1次トランプ政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏に太田キャスターがインタビュー。スタジオには、石破内閣で日米外交のキーマンである長島昭久首相補佐官を迎え、トランプ2.0の世界を予測する。
ゲスト:長島 昭久(首相補佐官) VTR出演:ジョン・ボルトン(元米大統領補佐官) 今月20日、米国でトランプ新政権が発足した。戦闘が続くウクライナ、混乱が続く中東、そして、朝鮮半島や台湾海峡などに火種を抱える東アジア。今後の展開は、予測不能な大統領の再登場で一層不透明になってきた。果たしてトランプ大統領は世界にどの様な〝ディール〟を仕掛けてくるのか?北朝鮮との交渉再開はあるのか?そして、石破政権はそんなアメリカを相手にどのような外交、安全保障政策を取るべきなのか? 第1次トランプ政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏に太田キャスターがインタビュー。スタジオには、石破内閣で日米外交のキーマンである長島昭久首相補佐官を迎え、トランプ2.0の世界を予測する。
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1月10日(金)「林芳正官房長官に聞く!2025年石破政権は何を成すのか」

ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト) VTR出演:林 芳正(官房長官) 2025年1月24日、通常国会が召集される。"少数与党"として臨む石破政権は、年度内の予算成立に漕ぎつけることができるのか? "政治とカネ"の問題に決着をつけることはできるのか? また、海の向こう、アメリカではトランプ大統領がホワイトハウスに帰ってくる。ウクライナや中東で戦火が続く中、トランプ政権発足でますます混迷の度を深める国際情勢に、石破政権はどう対峙していくのか? 今回は石破内閣の要である林芳正官房長官に内政、外交など、多岐に渡りインタビュー。スタジオにはジャーナリストの鈴木哲夫氏を招き、2025年の石破政権の課題に迫る。
ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト) VTR出演:林 芳正(官房長官) 2025年1月24日、通常国会が召集される。"少数与党"として臨む石破政権は、年度内の予算成立に漕ぎつけることができるのか? "政治とカネ"の問題に決着をつけることはできるのか? また、海の向こう、アメリカではトランプ大統領がホワイトハウスに帰ってくる。ウクライナや中東で戦火が続く中、トランプ政権発足でますます混迷の度を深める国際情勢に、石破政権はどう対峙していくのか? 今回は石破内閣の要である林芳正官房長官に内政、外交など、多岐に渡りインタビュー。スタジオにはジャーナリストの鈴木哲夫氏を招き、2025年の石破政権の課題に迫る。
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12月27日(金)「2024年 太田昌克の視点」

2024年の太田昌克キャスター放送回を振り返る今回のインサイドOUT。 日本の政治は岸田首相の退陣と石破政権の誕生、衆院選の結果生まれた少数与党という状況、そして、その原因となった"裏金問題"など、年を越してもまだまだ尾を引きそうな課題、問題が噴出。国際情勢に目を向けると、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢、イスラエルによるガザ攻撃から広がった中東危機、アメリカ大統領選挙。度重なるミサイル実験を繰り返してきた北朝鮮からも目が離せない。そして、太田氏のライフワークでもある核問題についても、番組では度々取り上げている。 太田昌克は、この1年をどう捉えたのか?今年を振り返り、来年を展望する。
2024年の太田昌克キャスター放送回を振り返る今回のインサイドOUT。 日本の政治は岸田首相の退陣と石破政権の誕生、衆院選の結果生まれた少数与党という状況、そして、その原因となった"裏金問題"など、年を越してもまだまだ尾を引きそうな課題、問題が噴出。国際情勢に目を向けると、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢、イスラエルによるガザ攻撃から広がった中東危機、アメリカ大統領選挙。度重なるミサイル実験を繰り返してきた北朝鮮からも目が離せない。そして、太田氏のライフワークでもある核問題についても、番組では度々取り上げている。 太田昌克は、この1年をどう捉えたのか?今年を振り返り、来年を展望する。
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12月13日(金)「ノーベル平和賞と核廃絶への道」

ゲスト:川崎 哲(NGOピースボート共同代表) 電話出演:朝長 万左男(被爆医師) 核兵器のない世界。その実現に向けた活動が評価され、今年のノーベル平和賞に輝いた被団協こと、日本原水爆被害者団体協議会。12月10日、ノルウェーの首都オスロでメダルと賞状が授与された。授賞式では、13歳の時に長崎で被爆した田中熙巳代表委員が自らの体験を語り、核廃絶を訴えた。被団協が掲げる目的は「ふたたび被爆者をつくらない」こと。世界に対して「核兵器廃絶」を、日本政府に対して「原爆被害に対する国家補償」を求めている。結成から68年、被団協は、国際会議などに代表団を派遣し、被爆者たちは世界各国で自らの被爆体験や核兵器の恐ろしさを訴え続けて、核廃絶の運動をリードしてきた。 今回は、ノーベル平和賞の授賞式に参加し、オスロから帰国したばかりのNGOピースボート共同代表・川崎 哲さんをスタジオに招き、田中熙巳代表委員のスピーチを紐解きながら、核廃絶への道を探る。
ゲスト:川崎 哲(NGOピースボート共同代表) 電話出演:朝長 万左男(被爆医師) 核兵器のない世界。その実現に向けた活動が評価され、今年のノーベル平和賞に輝いた被団協こと、日本原水爆被害者団体協議会。12月10日、ノルウェーの首都オスロでメダルと賞状が授与された。授賞式では、13歳の時に長崎で被爆した田中熙巳代表委員が自らの体験を語り、核廃絶を訴えた。被団協が掲げる目的は「ふたたび被爆者をつくらない」こと。世界に対して「核兵器廃絶」を、日本政府に対して「原爆被害に対する国家補償」を求めている。結成から68年、被団協は、国際会議などに代表団を派遣し、被爆者たちは世界各国で自らの被爆体験や核兵器の恐ろしさを訴え続けて、核廃絶の運動をリードしてきた。 今回は、ノーベル平和賞の授賞式に参加し、オスロから帰国したばかりのNGOピースボート共同代表・川崎 哲さんをスタジオに招き、田中熙巳代表委員のスピーチを紐解きながら、核廃絶への道を探る。
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11月22日(金) 「どうなる?トランプ×金正恩 "第2ラウンド"」

ゲスト:平岩 俊司(南山大学総合政策学部教授) 大統領への返り咲きが決まったアメリカのトランプ氏。各国がトランプ復権に戦々恐々となる中、沈黙を続けていた北朝鮮の金正恩総書記が口を開いた。北朝鮮メディアによれば、金氏は軍の演説で、核兵器開発を「不可逆的な政策だ」と強調した上で、残る課題は核の先制使用に向けて「完全な稼働体制を整えることだけだ」と述べたという。大統領選挙に合わせるようにICBMの発射実験などを繰り返した北朝鮮。今後、7回目となる核実験を強行するとの予測も出ている。かつて、史上初の米朝首脳会談を実現したトランプ氏。果たして今度は北朝鮮にどんな"ディール"を仕掛けてくるのか? また、北朝鮮は、ウクライナを侵攻するロシアに兵を派遣するなど、ロシアとの軍事同盟化も進めている。こうした事態は、朝鮮半島情勢のみならず東アジアのパワーバランスにも大きな変化をもたらす懸念がある。加えてトランプ氏の返り咲きで、その先行きをさらに不透明感を増している。国際社会は、北朝鮮に核を捨てさせることができるのか? 朝鮮半島情勢、中でも北朝鮮の政治研究に関しての第一人者である南山大学総合政策学部の平岩俊司教授に米朝関係、さらには北朝鮮の核問題が今後どう推移していくのか、じっくり聞く。
ゲスト:平岩 俊司(南山大学総合政策学部教授) 大統領への返り咲きが決まったアメリカのトランプ氏。各国がトランプ復権に戦々恐々となる中、沈黙を続けていた北朝鮮の金正恩総書記が口を開いた。北朝鮮メディアによれば、金氏は軍の演説で、核兵器開発を「不可逆的な政策だ」と強調した上で、残る課題は核の先制使用に向けて「完全な稼働体制を整えることだけだ」と述べたという。大統領選挙に合わせるようにICBMの発射実験などを繰り返した北朝鮮。今後、7回目となる核実験を強行するとの予測も出ている。かつて、史上初の米朝首脳会談を実現したトランプ氏。果たして今度は北朝鮮にどんな"ディール"を仕掛けてくるのか? また、北朝鮮は、ウクライナを侵攻するロシアに兵を派遣するなど、ロシアとの軍事同盟化も進めている。こうした事態は、朝鮮半島情勢のみならず東アジアのパワーバランスにも大きな変化をもたらす懸念がある。加えてトランプ氏の返り咲きで、その先行きをさらに不透明感を増している。国際社会は、北朝鮮に核を捨てさせることができるのか? 朝鮮半島情勢、中でも北朝鮮の政治研究に関しての第一人者である南山大学総合政策学部の平岩俊司教授に米朝関係、さらには北朝鮮の核問題が今後どう推移していくのか、じっくり聞く。
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