報道ライブ インサイドOUT
ゲスト:宮本 雄二(元駐中国大使 / 宮本アジア研究所代表)、近藤 大介(講談社「現代ビジネス」編集次長)
戦後最速の解散に踏み切る石破首相。その直後、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席するためラオスに出発する見通し。異例の「外交デビュー」で、ASEAN各国の首脳や中国の李強首相、韓国の尹錫悦大統領との初めての個別の会談に臨むという。中国の習近平国家主席は、首相に就任した石破氏へ「祝電」を送り、「新時代の要求に見合う建設的で安定した中日関係の構築に尽力したい」と述べた。防衛族が多く登用された石破内閣と自民党執行部の中で、誰が対中国戦略のキーパーソンとなり中国との「戦略的互恵関係」を推進していくのか? 一方、9月に広東省深圳の日本人学校の男子児童が刺されて死亡した事件。「反日」スローガンが生んだ暴走か?それとも中国国内に蔓延する不満が爆発したものなのか?説明責任を果たさない習政権の思惑を探る。
ゲスト前半は時事通信解説委員の山田惠資氏。衆議院解散・総選挙に臨む石破首相の選挙戦略とは?後半は、元駐中国大使の宮本雄二氏と、中国の内情を精力的に取材続けている講談社「現代ビジネス」編集次長の近藤大介氏。中国が合意した日本産水産物の輸入再開。今後の展開は?石破政権の対中姿勢と今後の日中関係について議論。