太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選
第42回 食い倒れの街 大阪の居酒屋は日本一!?
レンタル期間:7日間
あらすじ
居酒屋の達人・太田和彦が『大阪の居酒屋は日本一!』をテーマに大阪を旅します。
流通拠点・商業都市として、全国各地の名産品が入って来た歴史を経て、今では世界中から観光客が集まる大阪。まずは、その中でも活気あふれる場所へ。江戸時代に鮮魚の行商人が集まったことから、その歴史が始まったと言われる「黒門市場」。一日の通行者は約3万人!ここは"食い倒れの街"を実感できる場所です。
そして、太田さんが敬愛する店へ。そこは、太田さんの居酒屋探訪家としての原点となった重要なお店の一つ、酒販店の『山中酒の店』。全国各地の酒蔵から数百種類の日本酒を揃え、日本酒ファンからは絶大な信頼を得る店で、社長の山中さんは"地酒業界の父"と呼ばれています。その直営店の居酒屋で、文化や歴史を感じさせる日本酒や、こだわりの郷土料理を堪能。また、そんな『山中酒の店』の教えを守りつつも進化を遂げている、弟子たちが営む居酒屋のこだわりも、じっくりと紹介します。
流通拠点・商業都市として、全国各地の名産品が入って来た歴史を経て、今では世界中から観光客が集まる大阪。まずは、その中でも活気あふれる場所へ。江戸時代に鮮魚の行商人が集まったことから、その歴史が始まったと言われる「黒門市場」。一日の通行者は約3万人!ここは"食い倒れの街"を実感できる場所です。
そして、太田さんが敬愛する店へ。そこは、太田さんの居酒屋探訪家としての原点となった重要なお店の一つ、酒販店の『山中酒の店』。全国各地の酒蔵から数百種類の日本酒を揃え、日本酒ファンからは絶大な信頼を得る店で、社長の山中さんは"地酒業界の父"と呼ばれています。その直営店の居酒屋で、文化や歴史を感じさせる日本酒や、こだわりの郷土料理を堪能。また、そんな『山中酒の店』の教えを守りつつも進化を遂げている、弟子たちが営む居酒屋のこだわりも、じっくりと紹介します。
エピソード
第148回「青森・八戸市で横丁文化と再訪の名店を満喫」
今回の舞台は、大自然が織りなす景観が見どころの青森県八戸市。ウミネコが乱舞する蕪島や美しい種差海岸、活気あふれる朝市で地元の人々と触れ合うなど楽しみが満載です。また八戸は、縦横無尽に酒場を渡り歩き、絶品の酒肴で酔いしれたい。それが叶う横丁文化の町。その横丁酒場で、美人女将が営むみちのくの名居酒屋をご紹介します。
館鼻漁港を舞台に、日曜日の早朝にだけ出現する名物「館鼻岸壁朝市」。夜明け前に訪ねてみました。全長800メートルにわたって300店以上の屋台が立ち並び、その規模は全国有数。海産物に野菜や果物、総菜から雑貨まで並び、毎週数万人もの人出を誇るそう。朝日に照らされた港で、太田さん、焼串しホタテを頬張りました。
そして、東北有数の「横丁文化」が根付く「れんさ街」へ。昭和の残り香が漂う路地に、太田さん待望の居酒屋はありました。
女将さんが一人で切り盛りする「酒食や 山き」。まずは「湊八戸 蔵物語」の燗から。お通しは、にしんの入った「こんぶ煮」。続いて切り生姜を添えた「あつあげ煮」。〆には青森の郷土料理「かっけ」を注文。 「かっけ」とは南部の言葉で「かけら」のこととか。そば粉で作った三角の生地は、もちっとした食感で喉ごし最高。八戸が誇る地元の美味と美人女将にじっくり向き合える。今宵も太田さん、心地よく酔いしれました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、大自然が織りなす景観が見どころの青森県八戸市。ウミネコが乱舞する蕪島や美しい種差海岸、活気あふれる朝市で地元の人々と触れ合うなど楽しみが満載です。また八戸は、縦横無尽に酒場を渡り歩き、絶品の酒肴で酔いしれたい。それが叶う横丁文化の町。その横丁酒場で、美人女将が営むみちのくの名居酒屋をご紹介します。
館鼻漁港を舞台に、日曜日の早朝にだけ出現する名物「館鼻岸壁朝市」。夜明け前に訪ねてみました。全長800メートルにわたって300店以上の屋台が立ち並び、その規模は全国有数。海産物に野菜や果物、総菜から雑貨まで並び、毎週数万人もの人出を誇るそう。朝日に照らされた港で、太田さん、焼串しホタテを頬張りました。
そして、東北有数の「横丁文化」が根付く「れんさ街」へ。昭和の残り香が漂う路地に、太田さん待望の居酒屋はありました。
女将さんが一人で切り盛りする「酒食や 山き」。まずは「湊八戸 蔵物語」の燗から。お通しは、にしんの入った「こんぶ煮」。続いて切り生姜を添えた「あつあげ煮」。〆には青森の郷土料理「かっけ」を注文。 「かっけ」とは南部の言葉で「かけら」のこととか。そば粉で作った三角の生地は、もちっとした食感で喉ごし最高。八戸が誇る地元の美味と美人女将にじっくり向き合える。今宵も太田さん、心地よく酔いしれました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
見放題
レンタル
第147回「青森・弘前市で和洋折衷の風情と銘酒を堪能」
今回の舞台は、青森県西部にある市、弘前市。弘前藩の城下町として発展し、現在も津軽地方の中心都市です。レトロな洋館が多く残る情緒ある街並みは、思わず写真に収めたくなります。和と洋の魅力を合わせ持つ弘前で、地元に愛され、全国から銘酒を求めて訪れる老舗の名店をご紹介します。
弘前にある歴史的建造物の中でも、特に太田さんが熱望していた場所が、旧弘前偕行社。明治40年、陸軍第八師団の将校らの親睦・厚生施設として建てられ、大工の神様と呼ばれた堀江佐吉の最後の建物となりました。イタリア・ルネサンス風を基調とし、細部に至るまで優れた技の冴えを見せる建物に太田さんも感動。当時の弘前が軍隊によって東北随一のハイカラなまちへ変貌していく象徴だったのではないかと感じ取りました。
青森を、いや東北を代表する名酒場「土紋」を6年ぶりに訪問。日本酒は、地元・三浦酒造の「豊盃(ほうはい)」一銘柄のみ。ズラリと並んだ豊盃のラベルは壮観です。まずはおすすめの燗酒に、迷いなく名物の「いがめんち」を注文。少し多めの油で表面を揚げ焼きしたイカのミンチは、ジューシーでやみつきの味。そして人気のいかわた正油漬けはとろり濃厚な味わいで呑兵衛にとって垂涎の一品。食べ継がれてきた土地の味と銘酒に酔いしれた太田さんでした。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、青森県西部にある市、弘前市。弘前藩の城下町として発展し、現在も津軽地方の中心都市です。レトロな洋館が多く残る情緒ある街並みは、思わず写真に収めたくなります。和と洋の魅力を合わせ持つ弘前で、地元に愛され、全国から銘酒を求めて訪れる老舗の名店をご紹介します。
弘前にある歴史的建造物の中でも、特に太田さんが熱望していた場所が、旧弘前偕行社。明治40年、陸軍第八師団の将校らの親睦・厚生施設として建てられ、大工の神様と呼ばれた堀江佐吉の最後の建物となりました。イタリア・ルネサンス風を基調とし、細部に至るまで優れた技の冴えを見せる建物に太田さんも感動。当時の弘前が軍隊によって東北随一のハイカラなまちへ変貌していく象徴だったのではないかと感じ取りました。
青森を、いや東北を代表する名酒場「土紋」を6年ぶりに訪問。日本酒は、地元・三浦酒造の「豊盃(ほうはい)」一銘柄のみ。ズラリと並んだ豊盃のラベルは壮観です。まずはおすすめの燗酒に、迷いなく名物の「いがめんち」を注文。少し多めの油で表面を揚げ焼きしたイカのミンチは、ジューシーでやみつきの味。そして人気のいかわた正油漬けはとろり濃厚な味わいで呑兵衛にとって垂涎の一品。食べ継がれてきた土地の味と銘酒に酔いしれた太田さんでした。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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レンタル
第146回「東京・国分寺で歴史探訪と絶品料理を堪能」
今回の舞台は、万葉の歴史と自然が調和した街、国分寺。都心からわずか30分ほどでアクセスできる便利さと、古代の遺跡から湧水群まで、さまざまな観光スポットが凝縮された場所です。風情ある街並みで佇む、太田さんが衝撃を受けた武蔵野の隠れた名店をご紹介します。
武蔵国分寺と寺を支えたお鷹の道・真姿の池湧水群は、国分寺市を代表する散歩コース。環境省選定の名水百選の一つにもなっています。江戸時代の面影残す清流と湧水の散歩道で太田さん、武蔵野の自然に包まれながら存分に散策を愉しみました。
さて評判を聞きつけて訪れたのが、蕎麦割烹の名店「武蔵国分寺 潮」。丹精込めた一品一品に訪れた料理人たちが皆感嘆したという、至福の味が待っていました。まずは石川の銘酒「遊穂 純米酒」から。おススメの豆腐味噌漬は1年半も味噌につけ込んだ豆腐。鱧松茸巻きは、名残の鱧に旬の松茸を包んで焼き上げた逸品。畳みかける様に今度は、ウニの磯辺あげ。そのどれもが完成度が高く、芸術的で、深く豊かな味わいを心ゆくまで堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、万葉の歴史と自然が調和した街、国分寺。都心からわずか30分ほどでアクセスできる便利さと、古代の遺跡から湧水群まで、さまざまな観光スポットが凝縮された場所です。風情ある街並みで佇む、太田さんが衝撃を受けた武蔵野の隠れた名店をご紹介します。
武蔵国分寺と寺を支えたお鷹の道・真姿の池湧水群は、国分寺市を代表する散歩コース。環境省選定の名水百選の一つにもなっています。江戸時代の面影残す清流と湧水の散歩道で太田さん、武蔵野の自然に包まれながら存分に散策を愉しみました。
さて評判を聞きつけて訪れたのが、蕎麦割烹の名店「武蔵国分寺 潮」。丹精込めた一品一品に訪れた料理人たちが皆感嘆したという、至福の味が待っていました。まずは石川の銘酒「遊穂 純米酒」から。おススメの豆腐味噌漬は1年半も味噌につけ込んだ豆腐。鱧松茸巻きは、名残の鱧に旬の松茸を包んで焼き上げた逸品。畳みかける様に今度は、ウニの磯辺あげ。そのどれもが完成度が高く、芸術的で、深く豊かな味わいを心ゆくまで堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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レンタル
第145回「東京・秋川渓谷でキャンプひとり呑みを満喫」
今回は、好評のキャンプひとり呑み編の第4弾。東京都心から西へ1時間ほど、緑豊かな清流「秋川渓谷」が舞台です。キャンプ歴は60年以上という太田さん、東京とは思えない雄大な自然の中、大岳キャンプ場で燗酒と地元の食材を使った手料理を堪能。これぞ太田流キャンプ術を披露します。
石舟橋は秋川渓谷のシンボル的スポット。緩やかに湾曲しており、吊り橋の上から眺める秋川渓谷の絶景を楽しむことができます。その先には美肌の湯として知られる瀬音の湯があり、足湯と食材探しに向かいました。
続いて、お目当ての東京都産のブランド和牛・秋川牛と地元あきる野の酒を調達に。純米山田錦の「喜正」。燗酒にはぴったりの銘酒だそう。これでキャンプ料理の食材が出揃いました。
キャンプ地は、大岳キャンプ場。大岳鍾乳洞に併設していて、静かな自然の中でのんびり過ごすにはうってつけの場所です。以前番組で作ったオリジナルの大漁旗を掲げて料理開始です。まずは朝採れのミョウガとキュウリを揉んで、そこに塩コンブを加えた即席漬け。そこになんと、地元で養殖されたというアワビが登場。森の中で食べるアワビの刺身とバター焼きの味は格別。そこにちろりを介した燗酒とくれば、太田さんも思わず小躍りしてしまいます。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回は、好評のキャンプひとり呑み編の第4弾。東京都心から西へ1時間ほど、緑豊かな清流「秋川渓谷」が舞台です。キャンプ歴は60年以上という太田さん、東京とは思えない雄大な自然の中、大岳キャンプ場で燗酒と地元の食材を使った手料理を堪能。これぞ太田流キャンプ術を披露します。
石舟橋は秋川渓谷のシンボル的スポット。緩やかに湾曲しており、吊り橋の上から眺める秋川渓谷の絶景を楽しむことができます。その先には美肌の湯として知られる瀬音の湯があり、足湯と食材探しに向かいました。
続いて、お目当ての東京都産のブランド和牛・秋川牛と地元あきる野の酒を調達に。純米山田錦の「喜正」。燗酒にはぴったりの銘酒だそう。これでキャンプ料理の食材が出揃いました。
キャンプ地は、大岳キャンプ場。大岳鍾乳洞に併設していて、静かな自然の中でのんびり過ごすにはうってつけの場所です。以前番組で作ったオリジナルの大漁旗を掲げて料理開始です。まずは朝採れのミョウガとキュウリを揉んで、そこに塩コンブを加えた即席漬け。そこになんと、地元で養殖されたというアワビが登場。森の中で食べるアワビの刺身とバター焼きの味は格別。そこにちろりを介した燗酒とくれば、太田さんも思わず小躍りしてしまいます。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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第144回「千葉・船橋で江戸前の珍味とぬる燗を堪能」
今回の舞台は、東京湾に面した港町、千葉県船橋市。かつて宿場として栄えた港町は、都心からのアクセスもよく、観光はもちろん生活圏としても充実しています。東京湾沿いに広がる干潟域では、多くの生きものが生息し、江戸時代初期にはすでに新鮮な魚介を獲れることで有名でした。ここ船橋で、季節のおばんざいと銘酒の燗酒で地元に人気の居酒屋をご紹介します。
1900年以上の歴史を持つ古社「意富比(おおひ)神社」は、通称「船橋大神宮」として船橋市民に愛されており、初詣には多くの人で賑わいを見せます。境内には伊勢神宮など30も社があり、太田さん、いつまでも若々しく長く番組が続くよう、常若(とこわか)を祈りました。
住宅地に入るとひっそりと佇む居酒屋『ゆる燗酒場 煮りん』。その名の通り燗にこだわり、料理も「燗に合うもの」という基準で選ばれているそう。千葉の地酒「木戸泉」の燗を注文。おばんざいからは、里芋の煮っ転がしに目光のから揚げ、そして本場房総の鯵のなめろうを。極めつけは、イカ肝のルイベ。いかの濃厚なわたと甘みのある胴の味わいが舌の上で溶け合い、酒のあてとして大満足の太田さん、舌鼓を打つ美味しさを堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、東京湾に面した港町、千葉県船橋市。かつて宿場として栄えた港町は、都心からのアクセスもよく、観光はもちろん生活圏としても充実しています。東京湾沿いに広がる干潟域では、多くの生きものが生息し、江戸時代初期にはすでに新鮮な魚介を獲れることで有名でした。ここ船橋で、季節のおばんざいと銘酒の燗酒で地元に人気の居酒屋をご紹介します。
1900年以上の歴史を持つ古社「意富比(おおひ)神社」は、通称「船橋大神宮」として船橋市民に愛されており、初詣には多くの人で賑わいを見せます。境内には伊勢神宮など30も社があり、太田さん、いつまでも若々しく長く番組が続くよう、常若(とこわか)を祈りました。
住宅地に入るとひっそりと佇む居酒屋『ゆる燗酒場 煮りん』。その名の通り燗にこだわり、料理も「燗に合うもの」という基準で選ばれているそう。千葉の地酒「木戸泉」の燗を注文。おばんざいからは、里芋の煮っ転がしに目光のから揚げ、そして本場房総の鯵のなめろうを。極めつけは、イカ肝のルイベ。いかの濃厚なわたと甘みのある胴の味わいが舌の上で溶け合い、酒のあてとして大満足の太田さん、舌鼓を打つ美味しさを堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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第143回「群馬で絶景のアーチ橋と評判の酒肴を堪能」
今回の舞台は、首都圏からのアクセスも至便な観光地・群馬県。草津、伊香保、水上などの多くの温泉地に恵まれ、日本有数の温泉県になっています。また古くから地元産の良質な小麦粉を使った「粉もの」の食文化が育まれてきました。群馬の居酒屋巡りはこの番組では初。県内最大の繁華街・高崎で、実力店として評判の居酒屋をご紹介します。
群馬県安中市と長野県との境にある碓氷峠。 かつて交通の難所と呼ばれたこの場所には、日本最大のレンガ造りのアーチ橋が現存。通称「めがね橋」と呼ばれ、アプト式鉄道時代の名残で、国指定重要文化財に指定されています。先人たちが技術を結集させた圧巻の建築遺産に、太田さんもいたく感動。その美しい構造と芸術性が多くの人から愛され、秋は紅葉スポットとしても人気だそうです。
太田さんが地元の評判を聞きつけて訪れたのが、2013年開店「旬菜 英(はなぶさ)」。まずは群馬の銘酒「群馬泉 本醸造酒」の燗で。先付は八寸で、いちじくの田楽・鰻の蒲焼など、迷わず日本酒を誘う肴の品揃え。そこに大豆の風味豊かな造りたて豆腐と香ばしい食感の甘鯛うろこ焼。店主の誠実で丁寧な人柄が、料理の隅々にまで。愛情をかけた温もりある酒肴に、今宵も太田さん、至福の時を堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、首都圏からのアクセスも至便な観光地・群馬県。草津、伊香保、水上などの多くの温泉地に恵まれ、日本有数の温泉県になっています。また古くから地元産の良質な小麦粉を使った「粉もの」の食文化が育まれてきました。群馬の居酒屋巡りはこの番組では初。県内最大の繁華街・高崎で、実力店として評判の居酒屋をご紹介します。
群馬県安中市と長野県との境にある碓氷峠。 かつて交通の難所と呼ばれたこの場所には、日本最大のレンガ造りのアーチ橋が現存。通称「めがね橋」と呼ばれ、アプト式鉄道時代の名残で、国指定重要文化財に指定されています。先人たちが技術を結集させた圧巻の建築遺産に、太田さんもいたく感動。その美しい構造と芸術性が多くの人から愛され、秋は紅葉スポットとしても人気だそうです。
太田さんが地元の評判を聞きつけて訪れたのが、2013年開店「旬菜 英(はなぶさ)」。まずは群馬の銘酒「群馬泉 本醸造酒」の燗で。先付は八寸で、いちじくの田楽・鰻の蒲焼など、迷わず日本酒を誘う肴の品揃え。そこに大豆の風味豊かな造りたて豆腐と香ばしい食感の甘鯛うろこ焼。店主の誠実で丁寧な人柄が、料理の隅々にまで。愛情をかけた温もりある酒肴に、今宵も太田さん、至福の時を堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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第142回「東京荻窪で風情と格別の酒肴を堪能」
今回は、都心に近く、便利さと住環境とのバランスが取れた街・荻窪が舞台。かつては都心に寄り添う別荘地として栄え、多くの文化人が居を構えたことでも有名です。駅を中心に広がる13の商店街が賑わう荻窪は、昭和の薫漂う老舗酒場から新進気鋭の居酒屋が健在。いま地元で評判の旬の居酒屋をご紹介します。
まずは閑静な住宅街に佇む、大田黒公園を訪ねました。音楽評論家・大田黒元雄氏の邸宅跡地を整備した公園は、都会とは思えないほど緑豊かで、小川と池を配した日本庭園は見事な美景ポイント。太田さん、涼を求めた散策で和の雰囲気を存分に味わいました。
さてお待ちかねの居酒屋巡り。ともに料理人として夫婦二人三脚で営む店「酒と肴 ててて」。丁寧な仕事が光る肴と日本酒の品揃えで呑兵衛たちを唸らせているとか。まずは秋田の銘酒「純米吟醸 ゆきの美人」を燗で。お勧めの「おひとり様限定 酒肴盛り」は、目移りする旬の肴5点盛り。続いて海老真丈揚げ 青のりあんに、ホウボウのお造り。そのどれもが細部に至るまで確かな技が施され、太田さんも驚きの連続。気さくな若夫婦との会話を楽しみながら、旨い酒肴に舌鼓を打ちます。
※一部、放送と異なる編集をしています。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回は、都心に近く、便利さと住環境とのバランスが取れた街・荻窪が舞台。かつては都心に寄り添う別荘地として栄え、多くの文化人が居を構えたことでも有名です。駅を中心に広がる13の商店街が賑わう荻窪は、昭和の薫漂う老舗酒場から新進気鋭の居酒屋が健在。いま地元で評判の旬の居酒屋をご紹介します。
まずは閑静な住宅街に佇む、大田黒公園を訪ねました。音楽評論家・大田黒元雄氏の邸宅跡地を整備した公園は、都会とは思えないほど緑豊かで、小川と池を配した日本庭園は見事な美景ポイント。太田さん、涼を求めた散策で和の雰囲気を存分に味わいました。
さてお待ちかねの居酒屋巡り。ともに料理人として夫婦二人三脚で営む店「酒と肴 ててて」。丁寧な仕事が光る肴と日本酒の品揃えで呑兵衛たちを唸らせているとか。まずは秋田の銘酒「純米吟醸 ゆきの美人」を燗で。お勧めの「おひとり様限定 酒肴盛り」は、目移りする旬の肴5点盛り。続いて海老真丈揚げ 青のりあんに、ホウボウのお造り。そのどれもが細部に至るまで確かな技が施され、太田さんも驚きの連続。気さくな若夫婦との会話を楽しみながら、旨い酒肴に舌鼓を打ちます。
※一部、放送と異なる編集をしています。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
見放題
レンタル
第141回「東京銀座で文化と老舗酒場の味を堪能」
今回の舞台は、日本を代表する繁華街・銀座。古くから最新の文化や商品が集まる街として栄え、格式ある老舗店と最先端のトレンドを堪能できる百貨店が立ち並んでいます。そんな路地裏の一角で、太田さんも足繫く通い、地元の旦那衆からも愛され賑わう名店をご紹介します。
かつては太田さんも連載を持ち、いまでは呑み仲間だという銀座のタウン誌・銀座百点の編集長、田辺夕子さんをお迎えして銀ぶらをスタート。まずは中央通りに面した老舗書店・教文館を訪ねました。1891年に開業、銀座のランドマークとされる建築物のひとつです。格調ある店内でお二人は、銀座の魅力について話が弾みました。
銀座通のお二人が選んだのは老舗「泰明庵」。蕎麦だけでなく、つまみが素晴らしく充実。まずはビールで乾杯。豊富なメニューから、辛味おろしに、ぎんぽ天ぷらと桜海老かき揚げ。さらに平貝とあずきはたの刺身。そこに希少な「褒紋正宗」の燗を注文。蕎麦呑みのよさは、一人でも寛げるし、少人数でも愉しめるところ。昭和が薫る銀座の名店で、お二人は盃が重なるにつれ、深まる銀座観の会話を心ゆくまで堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、日本を代表する繁華街・銀座。古くから最新の文化や商品が集まる街として栄え、格式ある老舗店と最先端のトレンドを堪能できる百貨店が立ち並んでいます。そんな路地裏の一角で、太田さんも足繫く通い、地元の旦那衆からも愛され賑わう名店をご紹介します。
かつては太田さんも連載を持ち、いまでは呑み仲間だという銀座のタウン誌・銀座百点の編集長、田辺夕子さんをお迎えして銀ぶらをスタート。まずは中央通りに面した老舗書店・教文館を訪ねました。1891年に開業、銀座のランドマークとされる建築物のひとつです。格調ある店内でお二人は、銀座の魅力について話が弾みました。
銀座通のお二人が選んだのは老舗「泰明庵」。蕎麦だけでなく、つまみが素晴らしく充実。まずはビールで乾杯。豊富なメニューから、辛味おろしに、ぎんぽ天ぷらと桜海老かき揚げ。さらに平貝とあずきはたの刺身。そこに希少な「褒紋正宗」の燗を注文。蕎麦呑みのよさは、一人でも寛げるし、少人数でも愉しめるところ。昭和が薫る銀座の名店で、お二人は盃が重なるにつれ、深まる銀座観の会話を心ゆくまで堪能しました。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
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第140回「北海道旭川市で大自然と老舗の酒場を満喫」
今回の舞台は、北海道第2の都市・旭川市。 北国の観光や交通の要所として栄え、周囲には雄大な大雪山連峰や十勝岳連峰を臨む、大自然と都会が程よく調和した街です。その北の大地のはずれで、太田さんが愛してやまない心あたたまる北酒場の名店をご紹介します。
旭川空港の南東に広がり、人気スポットとしてその知名度を上げている注目の景勝地「就実の丘」を訪ねました。ジェットコースターのようなアップダウンの道路、大雪山連峰・十勝岳連峰を一望できる広大な丘陵地。大自然が織りなす眩いくらいの美しさに、太田さん感動を噛みしめました。
旭川を代表する居酒屋「独酌 三四郎」。創業昭和21年の老舗で、太田さんの著書にも度々登場します。まずは焼燗でいただく「純米酒 風のささやき」。定番のお通しは酢大豆。食べ物のない時代に客はこれだけで呑んだとか。〆にしんと茹でアスパラは、風味豊かで豪快な北海の鮮味。そして豚モツ。炙ったモツに深みのあるタレが絡んだ、創業以来の伝統の味。包み込むような女将のもてなしと相まって、風雪を乗り越えた老舗ならではの懐の深さを堪能しました。
今回の舞台は、北海道第2の都市・旭川市。 北国の観光や交通の要所として栄え、周囲には雄大な大雪山連峰や十勝岳連峰を臨む、大自然と都会が程よく調和した街です。その北の大地のはずれで、太田さんが愛してやまない心あたたまる北酒場の名店をご紹介します。
旭川空港の南東に広がり、人気スポットとしてその知名度を上げている注目の景勝地「就実の丘」を訪ねました。ジェットコースターのようなアップダウンの道路、大雪山連峰・十勝岳連峰を一望できる広大な丘陵地。大自然が織りなす眩いくらいの美しさに、太田さん感動を噛みしめました。
旭川を代表する居酒屋「独酌 三四郎」。創業昭和21年の老舗で、太田さんの著書にも度々登場します。まずは焼燗でいただく「純米酒 風のささやき」。定番のお通しは酢大豆。食べ物のない時代に客はこれだけで呑んだとか。〆にしんと茹でアスパラは、風味豊かで豪快な北海の鮮味。そして豚モツ。炙ったモツに深みのあるタレが絡んだ、創業以来の伝統の味。包み込むような女将のもてなしと相まって、風雪を乗り越えた老舗ならではの懐の深さを堪能しました。
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第139回「北海道小樽市で懐かしの名店で至福を満喫」
今回の舞台は、北の都と呼ばれる北海道小樽市。北海道の玄関口として開拓期に重要な役割を果たした小樽には、古の面影がそのまま遺された歴史的建造物や石造りの倉庫がたくさん存在します。多くの観光客を魅了する港町で、懐かしの名居酒屋をご紹介します。 ノスタルジックな雰囲気を奏でる建造物のひとつ、小樽オルゴール館を訪れました。約3,200種類、38,000個の品数を誇るオルゴールは、ここでしか味わうことのできない幻想的な時間を演出しています。興奮気味の太田さん、アンティークオルゴールが創り出す絶妙なハーモニーに心から魅了されました。 さて夕暮れ時、7年ぶりの再訪となる待望の名店「酒処ふじりん」へ。小樽で80年以上続く居酒屋として地元の方に愛され続けています。まずは地酒「宝川 しぼりたて生」の燗で。五代目女将の湊さんおすすめ「にしん明太」は、お腹に辛子明太子を詰めて仕上げた癖になる逸品。そこへ四代目女将・田中さんとの感激の再会へ。小樽の旬をいただきながら、美人女将の心地よい接客に酔いしれた太田さん。小樽で出会えた至宝の酒場に大満足の夜となりました。
今回の舞台は、北の都と呼ばれる北海道小樽市。北海道の玄関口として開拓期に重要な役割を果たした小樽には、古の面影がそのまま遺された歴史的建造物や石造りの倉庫がたくさん存在します。多くの観光客を魅了する港町で、懐かしの名居酒屋をご紹介します。 ノスタルジックな雰囲気を奏でる建造物のひとつ、小樽オルゴール館を訪れました。約3,200種類、38,000個の品数を誇るオルゴールは、ここでしか味わうことのできない幻想的な時間を演出しています。興奮気味の太田さん、アンティークオルゴールが創り出す絶妙なハーモニーに心から魅了されました。 さて夕暮れ時、7年ぶりの再訪となる待望の名店「酒処ふじりん」へ。小樽で80年以上続く居酒屋として地元の方に愛され続けています。まずは地酒「宝川 しぼりたて生」の燗で。五代目女将の湊さんおすすめ「にしん明太」は、お腹に辛子明太子を詰めて仕上げた癖になる逸品。そこへ四代目女将・田中さんとの感激の再会へ。小樽の旬をいただきながら、美人女将の心地よい接客に酔いしれた太田さん。小樽で出会えた至宝の酒場に大満足の夜となりました。
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