太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選
今回は、好評のキャンプひとり呑み編の第5弾。湖沼群の絶景と豊かな自然に囲まれた、福島県・裏磐梯が舞台です。桧原湖や五色沼の景観、湖畔から磐梯山を一望できる絶景ロケーションは格別。湖畔でテントを張り、雄大な湖と山々を眺めながら過ごす開放感。静けさと絶景に包まれた、太田流キャンプひとり呑みを堪能します。
裏磐梯・北塩原村のビジターセンターでは、水中写真家の第一人者・中村征夫さんの写真展が行われていました。太田さんの友人でもある中村さんは、37年間、水中写真家として五色沼の水中に潜り、裏磐梯の自然の神秘や多様性を伝えて来ました。豊かな自然美を水中の視点で捉えた展示に、太田さんも感銘を受けたようです。
今回のキャンプ地は桧原湖畔にある松原キャンプ場。キャンプ場までボートで送迎されるという自然豊かなキャンプ施設。桟橋でボートに乗り込む太田さん、小さな冒険の始まりのようで興奮気味です。愛用しているテントを手際よくセッティングした後は、朝一のビールで乾杯。太田流キャンプめしの料理スタートです。
まずは会津産馬肉とにんにくで、馬刺しのタタキと炙りを。脂肪分が少ない赤身の馬肉は、にんにく味噌との相性が抜群。ここに地酒「弥右衛門」の燗酒と合わせれば、キャンプ呑みも絶好調。〆は会津地鶏とツルムラサキを加えた太田流・キャンプ鍋。アウトドアで心身ともにリフレッシュする贅沢な時間を存分に愉しめました。