報道ライブ インサイドOUT
ゲスト:杉山 晋輔(元駐米大使)、中林 美恵子(早稲田大学教授)
今月7日、石破首相はトランプ米大統領とホワイトハウスで初の首脳会談を行った。共同声明には安保政策を巡り、米国が核を含むあらゆる能力を用いて、日本の防衛に対する揺るぎない関与を強調。日米関係の「新たな黄金時代を追求する」と明記された。日本は米国にどう向き合い新時代を築くのか。一方、米国側の受け止めと今後は? 日米首脳会談でトランプ氏は日本への関税強化について直接的な言及は避けた。しかし、日本との貿易赤字を「解消しないといけない」と明言。10日、すべての鉄鋼とアルミニウム輸入への25%関税を発表。また日本製鉄によるUSスチールの買収計画については「買収ではなく、多額の投資で合意した」と述べた。日鉄の首脳と詳細を協議するとみられており、今後も不透明感が漂う。
ゲストは、トランプ政権1期目の2018~21年まで駐米大使を務めた杉山晋輔氏と、日米関係が専門の早稲田大学教授・中林美恵子氏。石破×トランプ会談後の日米関係について徹底議論する。