今回の舞台は、“呑んべえの聖地”という愛称で親しまれている、東京・立石。浅草から電車で10分、葛飾区にある京成立石が最寄り駅です。再開発の波が押し寄せる中、南側は年季の入ったアーケード街に、昭和を色濃く残すレトロな商店がいまも健在。おでんをベースに地元で長年愛される居酒屋と、オールドアメリカンで魅了するBarをご紹介します。
立石では有名な「丸忠蒲鉾店」を実家に生まれ育った、オーナーの日高さんが営んでいる「二毛作」。心にまで沁みる、透明に澄んだ出汁のおでんが看板メニューです。まずは群馬泉のお燗で。お通しは、ひじきの白和えと磯つぶ貝旨煮の二品。続いて頼んだのは、肝いりのうすばはぎのなめろう。淡白な身に肝を合わせた絶妙な旨さが、口いっぱいに広がります。多彩なつまみと燗酒が楽しめるお店で、心地よいゆったりとした時間を過ごせました。
立石駅通り商店街を歩くと、雑居ビルの入り口にBarの看板を発見。興味津々、早速覗いてみました。「オールディズ」1991年開店。店内は古き良き時代のアメリカ小物が溢れ、アメリカンミュージックが温かく出迎えてくれます。
太田さん、若いころ嗜んでいたオールドクロウのバーボンを注文。「いいなぁ、また戻りたいなぁ、この味!」 今宵はバーボンのグラスをかたむけて、あの映画のワンシーンに思いを馳せたようです。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
今回の舞台は、“呑んべえの聖地”という愛称で親しまれている、東京・立石。浅草から電車で10分、葛飾区にある京成立石が最寄り駅です。再開発の波が押し寄せる中、南側は年季の入ったアーケード街に、昭和を色濃く残すレトロな商店がいまも健在。おでんをベースに地元で長年愛される居酒屋と、オールドアメリカンで魅了するBarをご紹介します。
立石では有名な「丸忠蒲鉾店」を実家に生まれ育った、オーナーの日高さんが営んでいる「二毛作」。心にまで沁みる、透明に澄んだ出汁のおでんが看板メニューです。まずは群馬泉のお燗で。お通しは、ひじきの白和えと磯つぶ貝旨煮の二品。続いて頼んだのは、肝いりのうすばはぎのなめろう。淡白な身に肝を合わせた絶妙な旨さが、口いっぱいに広がります。多彩なつまみと燗酒が楽しめるお店で、心地よいゆったりとした時間を過ごせました。
立石駅通り商店街を歩くと、雑居ビルの入り口にBarの看板を発見。興味津々、早速覗いてみました。「オールディズ」1991年開店。店内は古き良き時代のアメリカ小物が溢れ、アメリカンミュージックが温かく出迎えてくれます。
太田さん、若いころ嗜んでいたオールドクロウのバーボンを注文。「いいなぁ、また戻りたいなぁ、この味!」 今宵はバーボンのグラスをかたむけて、あの映画のワンシーンに思いを馳せたようです。
【出演】
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)