"団塊"物語
ゲスト:但木 敬一(元検事総長 / T&Tパートナーズ法律事務所客員弁護士)
「"どんなに偉い人間でも悪い事したら罰を受けるのだ"という庶民の期待に応えるのが検察だ」と但木敬一元検事総長は言う。「無辜の民を救いたい」という志を抱き法曹の道に進み、最後は検事総長にまで上り詰めた。 2002年小泉政権当時、但木氏は法務事務次官という立場であったにも関わらず、ハンセン病訴訟の地裁判決に対する政府側からの控訴を断念するように官邸に進言、それを聞き届けた小泉総理は控訴断念を決断した。退官後は弁護士として、 早い時期からコーポレートガバナンスの重要性について言及してきた但木氏。後世に残したい言葉として「勇気」という言葉を挙げた。その真意はどこにあるのであろう?弁護士牛島信が迫る。