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#4「選ばれる声 選ぶ声」「読書シーズン到来」「貧しきが故の病気」~昭和あの日のニュース~<昭和35年(1960)11月2日配給の毎日ニュース>より

昭和35年から映画館で配給された「毎日ニュース」から選りすぐりで、昭和史に残るニュースの数々をご紹介していきます。

今回の1つめは、安保論争や三池炭鉱の事件が影を落とす中で行われた、池田内閣の信任を問う初めての選挙選。自民党、社会党に、これが初選挙となる民社党など様々な党の選挙活動と、それに対する市民の声をお伝えします。

2つ目は秋の「読書シーズン到来」のニュース。神田の古本市や昭和の本屋のチョイ読みスペース、さらに、ちょっと驚きの美容院での読書シーンも!
秋のひとときの心温まる昭和の風景をお届けいたします。

そして、3つ目にご紹介するのは困窮する「結核患者」たちの姿。当時、結核の死亡率は7位に下がっていたものの、貧しさゆえに満足な治療が受けられない人々や生活保護を受けながら療養する患者も増えていました。患者の1人、朝日茂さんは「今の生活保護法では最低の生活もできない」と起こした裁判で勝訴。また、治った後の切実な現実も映し出します。

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