琦(き)園に刺客が現れ騒然とする中、小夭の寝所に防風邶が潜り込む。西炎岳梁たちに追われ負傷している防風邶を小夭は寝台に隠し脈を診るが、与えた薬が全く効いていないことから、その男が相柳だと察する。共に過ごした時に思いを馳(は)せ、相柳が特別な存在であることを自覚する小夭。一方、自ら逍遥(しょうよう)丹を飲み、叔父たちに堕落者だと思い込ませた西炎瑲玹は、辰栄(しんえい)山の宮殿修繕の特使として中原行きを勝ち取るが、逍遥丹の禁断症状が出始めていた。
琦(き)園に刺客が現れ騒然とする中、小夭の寝所に防風邶が潜り込む。西炎岳梁たちに追われ負傷している防風邶を小夭は寝台に隠し脈を診るが、与えた薬が全く効いていないことから、その男が相柳だと察する。共に過ごした時に思いを馳(は)せ、相柳が特別な存在であることを自覚する小夭。一方、自ら逍遥(しょうよう)丹を飲み、叔父たちに堕落者だと思い込ませた西炎瑲玹は、辰栄(しんえい)山の宮殿修繕の特使として中原行きを勝ち取るが、逍遥丹の禁断症状が出始めていた。