報道ライブ インサイドOUT 第2・第4金曜版
ゲスト:田上 富久(前長崎市長)
VTR出演:原田 浩(元広島平和記念資料館館長 / 元広島市国際・平和担当理事)
8月9日、長崎は、原爆投下から79年目となる祈りの日を迎える。1945年8月6日、アメリカ軍は人類史上初めて、原子爆弾を広島に投下。9日には長崎に原爆を投下し、死者は21万人以上と推定されている。あれから79年、年老いた被爆者たちの願いは、二度とあのような悲劇が繰り返されないことだ。
しかし、被爆者たちの願いもむなしく、いま、世界は"核クライシス"、核の脅威に覆われている。ロシアは、核の恫喝を繰り返しながらウクライナ侵攻を続け、北朝鮮はミサイル発射を繰り返している。核廃絶への道筋が遠のく今、被爆者の声に耳を傾けることが重要だ。
前長崎市長の田上富久さん、元広島原爆資料館長の原田浩さんとともに、被爆国・日本が果す役割を改めて考える。