麻随の九公主という身分を皇北霜(こう・ほくそう)に与え、格心薇(かく・しんび)は厄娜泣(やくなき)族の娜袖(なしゅう)・皇北霜となった。和親祭典に参加するため、雲沛へと向かった北霜は、霍擎雲(かく・けいうん)という男と出会う。ケガを負っていた擎雲を治療してやるため、北霜は彼を同行させることに。だが、隊商の護衛だと話す彼が、目を離した隙に自分たちの荷を漁っていたのを見て、何か裏があると確信するのだった。その夜、北霜は乳母の朶再(だ・さい)が、侍女の果児(かじ)に顎で使われているのを知り…。
麻随の九公主という身分を皇北霜(こう・ほくそう)に与え、格心薇(かく・しんび)は厄娜泣(やくなき)族の娜袖(なしゅう)・皇北霜となった。和親祭典に参加するため、雲沛へと向かった北霜は、霍擎雲(かく・けいうん)という男と出会う。ケガを負っていた擎雲を治療してやるため、北霜は彼を同行させることに。だが、隊商の護衛だと話す彼が、目を離した隙に自分たちの荷を漁っていたのを見て、何か裏があると確信するのだった。その夜、北霜は乳母の朶再(だ・さい)が、侍女の果児(かじ)に顎で使われているのを知り…。