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#20「受験シーズン到来」「嶋中事件 波紋呼ぶ 飯守発言」「文運隆盛!石原慎太郎、手塚治虫ら作家、漫画家たちの書斎事情」~昭和あの日のニュース~<昭和36年(1961)3月1日配給の毎日ニュース>より

昭和35年から劇場で上映された「毎日ニュース」から懐かしい昭和の風景を選りすぐりでお届けします。BS11、毎日映画社がセレクトしたあの日、あの頃の昭和史の数々をお楽しみください。

今回は、幼稚園から大学まで入学試験シーズン到来のニュースから。
大学進学率が低かった当時、ちょうど団塊世代にあたるこの年の受験生たちは、狭き門を目指して奮闘していました。

次に、小説の皇室表現が発端となり元大日本愛国党党員の当時17歳の少年により、中央公論社社長宅が襲われた嶋中事件について。
犯人の背後関係を調べていた警視庁により愛国党総裁の赤尾敏議員が殺人教唆の疑いで逮捕。(のちに不起訴。)
そんな中、東京地裁の飯守重任裁判官が私的な見解を述べたことで、最高裁長官から厳重注意を受け大きな波紋を呼ぶことになりました。

そして、小説家、放送作家、漫画家など文豪たちの書斎事情!
海を背景にタイプライターを打つ石原慎太郎氏、鉛筆を複数削り執筆に向き合う高見順氏、100本にもなる万年筆を並べて書く山手樹一郎氏、ゴルフ場ロビーで原稿を仕上げる井上友一郎氏、喫茶店で集中するテレビドラマ作家の高垣葵氏、暗がりで推理小説を書く水上勉氏、寝床でペンを執る大藪春彦氏、名曲のリズムに乗って漫画を描く手塚治虫氏など、昭和36年の作家たちの執筆風景をご紹介します。

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