中秋(ちゅうしゅう)の日には妃嬪(ひひん)たちが月餅(げっぺい)を作って皇帝に届けるのがしきたりだが、姚子衿(ようしきん)は月餅を作らなかった。その代わりに、宴(うたげ)の席で朱瞻基(しゅせんき)にある料理を出そうと考え、ひそかに桂花(けいか)酒も準備するが…。一方、朱瞻基は寵愛しているにもかかわらず自分の思いどおりにならない姚子衿に、どう接すればよいか苦悩していた。游一帆(ゆういつはん)はしばらく冷たく接したあと、また目をかけてやれば恩を感じるはずだと助言する。
中秋(ちゅうしゅう)の日には妃嬪(ひひん)たちが月餅(げっぺい)を作って皇帝に届けるのがしきたりだが、姚子衿(ようしきん)は月餅を作らなかった。その代わりに、宴(うたげ)の席で朱瞻基(しゅせんき)にある料理を出そうと考え、ひそかに桂花(けいか)酒も準備するが…。一方、朱瞻基は寵愛しているにもかかわらず自分の思いどおりにならない姚子衿に、どう接すればよいか苦悩していた。游一帆(ゆういつはん)はしばらく冷たく接したあと、また目をかけてやれば恩を感じるはずだと助言する。