ゲスト：羽生 雄毅様（インテグリカルチャー株式会社代表取締役） 第1部： 最近耳にするようにはなったが、まだ食卓に出るまでには至らない「培養肉」。しかし、その市場規模は2050年には、牛肉や豚肉に劣らない存在になると言われ、18兆円にまで拡大するという。なぜなら、「培養肉」とその技術的な基盤である「細胞農業」が、人類が近い将来直面する深刻な課題「プロテイン・クライシス（＝タンパク質不足）」を回避する救世主とみなされているからだ。しかも、この技術が変えるのは「食」だけではない。医療や衣類、化粧品など生活のあらゆる場面に活用が広がっていくという。未来の暮らしを変える最新技術「細胞農業」----その全貌に迫る。 第2部：「フロントランナー・ニューノーマル」 今、"栄養価の高さ"で美容や健康の面からも注目を浴びている「くるみ」。その95％がカリフォルニア産で、輸入量も10年で1.3倍と右肩上がりだ。今回は、35年以上にわたりカリフォルニア産くるみの魅力を発信してきた「カリフォルニアくるみ協会」を取材。世界9カ国に拠点を持ち、日本市場での成長を牽引している。さらに、東京で開催された「世界くるみサミット2025」にも密着。腸・脳・睡眠に対する"くるみの健康効果"とは？最新研究が語る、くるみの新たな可能性にも迫る。