家族や友人たちと離れ、人里離れた海辺のあばら屋で配所生活を送っていたホ・ジュンのもとに、ある日、村人が訪ねてきた。ホ・ジュンが御医だったことを聞きつけ、病気の母を背負ってきたのだ。断り切れずに診てやると、噂を聞いた村人たちが続々と集まってきて、孤独なはずの配所生活が再び活気を帯びてきた。一方、内医院ではホ・ジュンの意思を継いで医書編纂に励んでいたが、ホ・ジュンなきあとの空白が大きく、作業が思ったように進まない。悩んだ末、ドジはホ・ジュンに任せることを決め、医官たちに命じて配所に医書を届けさせる。仲間たちの助けを受け、ホ・ジュンは十数年をかけた医書を自分の手で完成させる。医書を受け取った光海君はすぐにホ・ジュンを朝廷に呼び戻し、大殿の宮医に任命するが、ホ・ジュンはその申し出を断り、郷里に帰らせてくれと願い出る――。
家族や友人たちと離れ、人里離れた海辺のあばら屋で配所生活を送っていたホ・ジュンのもとに、ある日、村人が訪ねてきた。ホ・ジュンが御医だったことを聞きつけ、病気の母を背負ってきたのだ。断り切れずに診てやると、噂を聞いた村人たちが続々と集まってきて、孤独なはずの配所生活が再び活気を帯びてきた。一方、内医院ではホ・ジュンの意思を継いで医書編纂に励んでいたが、ホ・ジュンなきあとの空白が大きく、作業が思ったように進まない。悩んだ末、ドジはホ・ジュンに任せることを決め、医官たちに命じて配所に医書を届けさせる。仲間たちの助けを受け、ホ・ジュンは十数年をかけた医書を自分の手で完成させる。医書を受け取った光海君はすぐにホ・ジュンを朝廷に呼び戻し、大殿の宮医に任命するが、ホ・ジュンはその申し出を断り、郷里に帰らせてくれと願い出る――。