祁鎮は静慈(じょうじ)師太らに護送されて帰京することに。武官の石亨は武力による政権奪取を提案するが、祁鎮は朱祁鈺(しゅきぎょく)が自ら譲位すると信じ、正々堂々と都入りする。街は祁鎮の帰りを待つ人で溢れていた。目と足が不自由になっていた銭(せん)太上皇后も祁鎮のもとに駆け寄るが、喜びのあまり倒れてしまう。その頃、太上皇后の屋敷では皇太子の朱見深(しゅけんしん)が汪(おう)皇后の侍女に連れ去され、大騒動になっていた…。
祁鎮は静慈(じょうじ)師太らに護送されて帰京することに。武官の石亨は武力による政権奪取を提案するが、祁鎮は朱祁鈺(しゅきぎょく)が自ら譲位すると信じ、正々堂々と都入りする。街は祁鎮の帰りを待つ人で溢れていた。目と足が不自由になっていた銭(せん)太上皇后も祁鎮のもとに駆け寄るが、喜びのあまり倒れてしまう。その頃、太上皇后の屋敷では皇太子の朱見深(しゅけんしん)が汪(おう)皇后の侍女に連れ去され、大騒動になっていた…。