第146回「建仁寺塔頭・西来院~芸術家たちが集う令和の大改修~」

今回は、創建以来初めて一般にも公開されるようになった建仁寺の塔頭・西来院を訪れ、2023年から始まった「令和の大改修」に密着する。
西来院は、鎌倉時代に建仁寺の第十一世住職を務めた中国・宋の禅僧・蘭渓道隆が住んでいた寺で、室町時代に亡き蘭渓道隆を開山として開かれた塔頭寺院。2028年に開山・蘭渓道隆750年大遠忌法要を控え、その記念事業として今回の大改修が行われた。改修されたのは本堂と数か所ある庭で、日本で亡くなった蘭渓道隆に故郷の風を感じて欲しいという住職の願いで、中国人アーティストの陳漫さんもプロジェクトに参加。上海で描き上げられた畳54枚分の巨大な天井画「白龍図」は圧巻の迫力だ。
また、本堂前と玄関前に広がる庭は、昭和の小堀遠州と称された中根金作さんを祖父に持つ造園家、中根行宏さん・直紀さん兄弟が手掛けた。季節になるとプラントハンター・西畠清順さんが奉納した和蘭が咲き誇る贅沢な仕掛け。さらに、彫刻家・樂雅臣さんが制作した手水鉢やロックな壁画絵師・木村英輝さんが描いた襖絵など、今をときめく京都のアーティストたちの競演も目を楽しませてくれる。
「令和の大改修」の数日間に迫り、蘭渓道隆の禅の教えを紐解く。

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