3月20日「激変⁉朝鮮半島情勢 北の挑発に日米韓連携強化」

ゲスト:田中 均(元外務審議官・日本総研国際戦略研究所特別顧問)、平井 久志(共同通信客員論説委員・元ソウル支局長)

北朝鮮は、16日に発射したミサイルは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星17」と発表。金正恩総書記は「アメリカと南にその無謀さを引き続き認識させるだろう」と発言し、米韓合同軍事演習を強くけん制した。
トランプ政権との対話路線の失敗以降、本格的な軍拡路線へ回帰する動きを見せている北朝鮮。これまで「アメリカの敵視政策への対抗上」としていた核開発も「先制使用」を公言。一方、韓国は尹大統領の就任後、融和路線から強硬路線に変更。朝鮮半島情勢は、緊張が高まっている。
こうした中、日韓関係は、尹大統領が初来日し、両国の「シャトル外交」を復活させて「戦後最悪」の時代に終止符を打とうと動きだした。
さらに、尹大統領は軍事情報包括保護協定GSOMIAの「完全な正常化」を宣言。これにより、日米韓の連携が強化され、安全保障上も北朝鮮の挑発に対抗できる体制が整うこととなる。
核・ミサイル開発を進める北朝鮮と、激変する朝鮮半島情勢の今後を徹底検証する。

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