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第100回 100回記念スペシャル!沖縄・那覇の名店

今回は放送100回記念スペシャル!

全国の居酒屋を巡ってきた太田さんがメモリアルな場所として選んだのが、番組初登場にして待望の「沖縄」です。太田さんは自然、人柄、酒、料理、音楽、そのすべてに魅了されていると言います。「うちなー」の優しい味に、今宵はめくるめく酔いしれます。 沖縄が本土復帰した1972年から、今年はちょうど50年。那覇市は首里城散策からスタートです。

琉球王国時代、政治や文化の中心だった首里城で、3年前、原因不明の火災が発生。正殿をはじめとする9つの施設が失われました。受け入れがたい現実から、再建への心意気を身に染みて感じた太田さんでした。

まずは一件目。太田さんが太鼓判を押す「ゆうなんぎい」は1970年の開店。沖縄返還前から家庭料理専門店として半世紀以上の歴史を重ねてきました。ニガウリを玉子、豆腐、豚肉、カマボコと炒めたゴーヤチャンプルと豚の角煮、ラフテーは、ともに看板メニュー。それに合わせるのが泡盛の瑞泉 翔ブラック。癖もなく呑み飽きない旨みに、風土に溶け込む泡盛の深みを感じ入りました。

そして2件目は、沖縄に来たら必ず立ち寄るという 「うりずん」。那覇で50年の歴史を誇る老舗です。離島を含めた県内全メーカーの泡盛を揃え、古酒(くーす)の魅力を広めてきました。豆腐を麹と泡盛に漬けじっくりと発酵させた「豆腐よう」に、島らっきょうの浅漬け。アイゴという魚の稚魚を塩漬けにしたスクガラスは、豆腐との相性抜群です。うりずん特製古酒12年に奥深き泡盛の世界を堪能しました。

居酒屋の良さは風土の中にあること、絶対に旅に来なくちゃ神髄は味わえない。節目の沖縄で太田さん、探訪家の原点に立ち返りました。沖縄・那覇の旅、ご一緒に泡盛を傾けながらご覧ください。

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